皆さんご無沙汰しています!久々のブログ投稿となります。
今年は最初『全日本テニス選手権本戦出場』と『世界ランキング獲得』の2つを目標にしていましたが、
「国内を回っていては海外遠征のためのお金が貯まらない」
ということに気づき、
目標を『世界ランキング獲得』に絞り、自信の練習として関西圏の大会に出場する以外はお金を貯めることに集中しました。
その結果、なんとか半年で40万円以上のお金を貯めることができました。
場所にもよりますが海外遠征に2〜3週行くのには十分なお金を作ることができ、
遠征先を強い選手が比較的集まらない国を選んで10月の海外遠征に備えていました。
しかし、
ここ何週間で考え方が変わり、海外遠征へは行かないことにしました。
Uchiyama Cup出場
8月末に日本で久々に国際大会として開催されたUchiyama Cupに色んな条件が重なって出場してきました。
2週大会は行われましたが、結果は2大会とも予選決勝でストレートで敗退。
とても厳しいものでした。
Uchiyama Cupは賞金総額25,000ドルでの開催。
元日本代表の選手やランキング上位を狙う世界ランキング保持者である選手が同大会に出場していたのですが、
会場に滞在して彼らの練習や試合でのプレーをこの目で見てはっきりと自分との実力の差を理解しました。
もちろんセルビアにいた頃これらのレベルの選手と練習したり、ITF大会で対戦したこともあるので理解していなかったわけではありませんでした。
4年前よりも成長している自分は彼らとの差を少しでも縮めていると思っていたのですが、
自分が成長してさらに多くのことが見えるようになった分、大きなショックを受けました。
4年振りのITF大会に出場して
「自分にやらなければいけないことがたくさんある」
はっきりと自覚することができました。
河内一真さんからの意見
Uchiyama Cup直後はまだ海外遠征に行く方向で考えていたのですが、
もう一つきっかけがありました。
それは先輩のプロテニス選手である河内一真さんとの練習したときのことです。
練習をした後に一真さんに質問しました。
「僕の現状(Uchiyama Cupでの結果,国内をランキング,活動資金など)を踏まえた上で、海外遠征に行くことについてどう思いますか?」
すると、
現時点でのレベルで海外遠征に行くのであればそれはギャンブルであり(世界ランキングを獲得する可能性は0ではないが)、
40万〜50万の大金を使うのにはもったいないとのことでした。
加えて一真さんは「国内大会をちゃんと回って試合に出場し、実力をつけていくべきだ」と意見をいただきました。
他人の言うことにほいほい流されてるわけではありませんが、
今回選手に必要な年間試合数であったりスケジュールの立て方なども教わり、
自分自身が進むべき方向がようやく分かりました。
これからについて
今後僕は3年前同様に国内大会で積極的に出場することにしました。
ATPランキングの前に確かな実力を身につけるためです。
まずは試合数をこなす事を優先してグレードの低い大会を選んで出場していき、
それと同時に、今まで蔑ろにしていた自分の弱さや基礎の課題をしっかり克服します。
Uchiyama Cupの試合後に自分の弱さ,課題を徹底的にリストアップしただけでなく、
河内一真さんとよくお世話になっているもう1人のプロテニス選手である西脇一樹さん、そしてヒッティングでお世話になっているイーストテニススクール吹田(イヌヅカスポーツプランニング)の犬塚コーチにもいくつかアドバイスを頂きました。
それらを踏まえて、強いテニス選手になるのに必要な基礎的な部分をじっくり時間をかけて取り組んでいきます。
今回の遠征費はいざ海外に行くときのためにとっておきます。
おそらく国内のITF大会には出場するチャンスはあるので、そのときは当然出場していきますが、
海外遠征へは半年〜1年後,あるいはもっと時間をかけてでも実力をつけてから挑戦したいと思います。
今まで早く世界ランキングが欲しくて色々考えてやってきましたが
地に足を着けて確実に一歩ずつ世界ランキングやグランドスラム本戦、そして誰もが納得するプロテニス選手への道を歩んでいきたいと思います。
皆さんぜひ応援よろしくお願い致します!
まずはUchiyama Cup同様色んな条件が重なって出場することになったITF25,000ドルかしわ国際オープンテニストーナメントの予選を頑張りたいと思います!
お世話になっているスポンサー
・庭球戦隊グリップレンジャーズ
・ヨネックス
いつもありがとうございます!
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