高崎オープンから帰ってきてきました。
Go to トラベルキャンペーンのこともあり、今回しっかりしたホテルに安価で宿泊することができましたが、
今回は久しぶりに夜行バスを使ったので、かなり疲れました。
今回の高崎オープンの結果やこれからのこと、クラウドファンディングについて考えながらトレーナーの山田さんの指示で走っていたんですけど、
頭がパンクしてしまい急に思考も体も止まってしまいました。
体が疲れているわけでもなく、モチベーションが下がっているわけでもなく、
ただ何かを考えようとするとき単語や部分的なイメージ,記憶が出てきても、それを繋げたり発展させることができない状態です。
とても頭が疲れてます。
普段ギリギリのギリで稼働させている頭が機能停止しちゃうくらい、
高崎遠征ではこれからの成長に必要なことをたくさん感じることができたと思います。
1.大会結果
まずは大会結果から。
J1-5/100万 高崎オープン
本戦1回戦 0-6,0-6
前回の記事から書いている通り、今回は日本のトップ選手が大会に集まりました。
そして幸か不幸か僕が対戦したのは今大会第4シード、僕と同様しっかりラリーをする中で戦術を立てていくタイプ...
つまり上位互換者との対戦でした。
(もちろんショットの質,選択肢の多さでは相手が上)
「もしこの選手を倒せば自分の実力が認められる。あるいはこの対戦で自分の立ち位置を把握することができる」
そう思って、前日の夜からかなり入念に戦い方やありうるシチュエーションでの対応策を確認して試合に臨みました。
0-6,0-6というスコアは初心者と上級者くらい実力に差がないと、なかなか起きることはないです。
お互い攻撃的な選手であれば状況は違ったかもしれないけど、
お互いミスを減らしてラリーで勝負する「取りこぼしの少ないプレー」での実力勝負になったので、今回はみたいな結果になったと考えています。
ここからは僕の感覚ですが、
試合の内容は一方的に手も足も出なかったわけではなく、
しっかりガッツリ試合をしてきたという手応えがありました。
技術的にも前回の東海愛知オープンよりもさらに馴染んできて良くなってきています。
まだまだこれから良くなっていきそうな感覚もあって、その点は凄く良い感じだと思います。
2.感じたこと
敗戦後はカメラマンをしながら他の選手の試合もちらほら見ていました。
当然、僕に勝った第4シード選手の勝ち上がりも気にしていました。
コートに入る前のアップや練習の様子、試合の動き...
といってもセルビアに留学していたときに散々四大大会に出場している選手とかも見てきたので、特別驚いたりしたわけではないのですが、
自分の現状と比べて彼らはテニス選手として洗練されているものがあったり、まだまだ積み上げてきたもののに差があると感じました。
今のまま積み上げていけば、
将来日本ランキング50位くらいまでいって、ある程度プロテニス選手として活躍している自分は見えています。
ただグランドスラム本戦出場ってなったときに、
どうしても今とは違う環境で練習やトレーニングに専念する必要があったり、僕が今1人でやっていることを誰かに任せたりする必要があるのかなって、
前から薄々頭の中にあったことですが、今回は少し危機感を覚えるような感覚で改めて考えました。
3.これから
自分の環境を良くしたいなら必要なのは「お金」。
11月から始めるクラウドファンディングの金額も見直さなきゃいけないんですけど、
走っているときに思考が止まって以来「考える」という行為が一切できなくなってしまって、今は何も進めることができていないです。
テニスができなくなってしまったり、家にこもってしまうような感じではないのですが、
日常生活の中で怒りを感じやすくなってたり、「嬉しい」とか「楽しい」感情が湧くのが鈍くなってしまっているので、
少し良くない状態です。
なので「北山くん(選手)なんか返事遅いな」と思わせている方、本当にごめんなさい!
ちゃんと頭休めて元通りになったらすぐに返信したりちゃんと対応します!
さて、今日から大阪のマリンテニスパーク北村でJ1-2/50万 Brain Athlete Tennis Tournamentが始まっています。
僕は第7シードとして出場権していて、試合は明日から始まります。
今の頭の状態とは別に試合は問題なくできると思うので、
しっかりまた上位目指して頑張ってきたいと思います!